6日ぶりの晴れの日
少し前になるが、久しぶりの晴れだったので、鯉を見に行った。その前の日に、近所の湿地帯で鯉が飼われているのを見つけたので、また行ったのだ。魚が好きで、小学生の頃はドジョウなんかをよく捕ったし、川の淵に飛び込んで、素手でフナを捕まえていたB君のことを、とても尊敬したものだ。最近ではさすがに魚を捕ることはないが、たまに橋の上から川を覗いて野鯉の背中を見たりしている。普段は気が付かなくても、生き物が普通にそこにいるのを愉快に思うのだ。
湧水があるのか、どこからも水を引いていなかった。池の中央に隠れる場所あり。
鯉の魅力というと、まずその形だろうか。横から見たときの背中側の盛り上がりや、上から見たときの胸鰭のあたりの盛り上がりなど、とにかくほっそりとグラマラスな感じが混ざった良い形をしている。そして大きさも魅力の一つだと思う。川魚だと、なかなか鯉ぐらいの大きさになる物を見ることはない。釣りなんかをすればまた違うのだろうが、少なくとも普段の生活では鯉が私にとって最大の川魚である。そういえば昔、近所の用水路に2尺ほどのニジマスが群れていたが、改修工事とともにいなくなってしまった。爺さんがそれぐらいのニジマスを捕まえてきたこともあった。
群れたり一匹になったり、見ていて飽きない
ほとりでじっとしていると、大分近くまで寄ってくるようになった
ぐるぐる泳いでいる鯉をしばらく眺めた後、満足して家に帰ったのだった。以下道中での写真。
川は完全に濁流になっていた
流れは川幅一杯になっていた
もっと本格的な養殖場も、近くにある
その後スーパーで山賊焼きを買って食べたような気がする
おまけ
新潟の商店街の水槽で飼われていた、タイか何か。名前が花子というのも、指にかみつくというのも味わい深い。
元気にしているだろうか。