いったりきたりの話

ぬるっとした文章と写真を上げます 

2018-01-01から1年間の記事一覧

panpanyaが描く風景について

panpanyaの漫画で繰り返し表現される街がある。それは高津だ。この高津というのはどこだろうと考えると、おそらく神奈川県川崎市高津区だろう。多摩川下流の右岸、北に東急田園都市線、南に東急東横線が走っている街である。なぜこの地域の住宅街が頻繁に登…

川は血管

斜めの構図

写真の生成に関するカメラの独立性 を考えたとき、最も写真らしい構図というのは、水平の構図なのでは、と思っている。なぜなら、画面上で思わぬものが並置されることで、カメラによる画像生成の無機質さが分かりやすくなるからだ。しかし、水平の構図 はの…

近過去

春は良い季節だが、あっという間に過ぎてしまう。現像から上がってきた写真は、時間差を持って過ぎてしまった事を目の前に示してくれるので、しばし春の余韻に浸った。 今回のカメラ

晴日暖風生麦気

写真を趣味にしていると、たまにカメラを譲り受けることがある。しかし、うまい話はないもので、たいてい不具合があるとか、あまり使いやすくないとか、そういう機械が回ってくるものだ。 先ほどPCのデータを何気なく覗いていたら、10枚位の写真が入った…

3月22日17時28分のこと

春になれば冬が懐かしい

「説明を省いてみたらどうですか?」

市街

あさひがおか

山中にて

製品が風景に与える影響について

今日の建物2

住宅の中には、幸福な家族の生活があるのだろうが、それを包んでいる建物があまりにも周囲の風景に対して唐突で、そのギャップが私を混乱させる。

今日の建物

あたらしい家

断裂

人間が生活している土地では、その場所に特有の機能が与えられている。私は、生活していくうえで、そういう役割の分化をまったく自然なこととして扱っている。しかし、それが進行しすぎると、ふと冷静になった瞬間に “風景が断裂している” ということを感じ…

謎の施設