いったりきたりの話

ぬるっとした文章と写真を上げます 

曇りの日

景色をすりぬけて②

いつも見ている風景でも、ふいにその同一性が破れて、新しい感慨が生まれる。

景色をすりぬけて

ぞくぞくする感覚があるとすれば、”風景”をすりぬけて何かが現れ出た時に感じられる。

住宅街の断面

切り立った崖のように、住宅街の込み入った構造が露出している。

故郷を失った人々へ

私は写真が好きです。それは、写真を撮る、という事を通じて、撮られた風景との繋がりを感じられる瞬間があるからです。これはとても不思議で、尊い感情だと思っています。なぜなら、私とその外界はとても離れているのに、まったく違う物なのに、その溝を乗…

彼岸前

panpanya 「狢」

先日、岡潔という人が書いた文章をまとめた本を読んでいると、こうあった。 「『価値判断』が古人と明治以降の私たちとで180度違うのである。 一,二例をあげると、古人のものは、 『四季それぞれよい』、 『時雨のよさがよくわかる』である。 これに対応す…

神奈川県の旅①

神奈川県に行った。考えてみると神奈川県には初めて旅行をした。 普段見ないコンビニ 歩いても歩いても住宅街だった。

山が見える

どこにいても山が見える。山が見える、山が見える。

暴力と知恵

ぶらぶらしていると、印象的な風景に出合うことがある。畑や果樹園の中を歩いていると、黒い布がずらずらと掲げられていることがある。気になって調べてみると、どうやら烏除けのようだ。烏が掲げられた黒い布を仲間の死骸と勘違いするため、作物に近づかな…

水がないということはない

降雨量の少ない季節に、地形的な要因で水が染み込みやすいところを流れる川は、地表を流れる水がなくなり、河道が全てむき出しになる。 夏になると、近所の川がその状態になるので、どうかなーと思って見に行ったが、全然そんなことはなかった。

お祭りに行った

日中はとにかく暑い 十年ぶり位に松本ぼんぼんに行った。 自分のすぐ横を、異様にテンションの高い人々が通り過ぎていく奇妙さに圧倒される。見ているだけでも楽しいし、酒が入っているのでなおさらだが、参加しないお祭りはどこかよそよそしく感じられて、…

暑くてかなわない

だいたいこんな感じです。

久しぶりに暗室

久しぶりに白黒写真をとっている。幾つかのブログを眺めているうちに、 しばらくぶりにやってみるか、という気分になったからだ。 やっているうちに、幾つか感じたことがあったので書きます。 ・成長 5年ぶりくらいに撮影、現像、引き伸ばしと一通りやってみ…

かっこう

3時くらいに目が覚めて、ぼんやりしていると、まだ暗い中からかっこう の鳴き声がして驚く。

panpanya 「新しい世界」

突然ですが漫画の感想です。 意味不明なものの持っている豊かさを考える。 生活の中でふと現れる意味不明なものを、面白いと感じる。 特にそのものが存在する理由を突き止めたりするわけではないが、 寝る前などにうっすら思い出してみたりする。 「新しい世…

日が長くて楽しい

日が長いと散歩がはかどって楽しい。

The Act of Killing を観た

全然纏まらないが、思ったことを書きます。映画を観てから読んでください。かれは自分の後悔を表明したがっている。暴力を振るって、人の尊厳を傷付け、そして命を奪った事への後悔を表明したがっている。過去に行った拷問や殺人を自ら演じた彼は、過去の自…

白む

このころは埃がおおく、それが日光に当たって風景が白む。

最終的に庭でビールを飲んだ一日

麦畑の中にはケシやヤグルマソウが生えていることが多い 植物が爆発的に増える季節になった ゴミ置き場 かわっぺりの荒地 川のすぐ横にたくさん咲いていた花 野生化したミント 川沿いはゴミが多い 新興住宅地 柔らかそうな葉っぱ シニアカー 家の基礎 謎のの…

季節に置いて行かれる

抑圧を感じ、ふさぎ込んでいる間に夏になってしまった。 花が盛りで、鳥がたくさん飛び、子育てをしている。 季節の変化は、身の回りの細かい要素の連続した変化によって成り立っている。 ふさぎ込んでいると、自分の回りの、必要な事以外はどうでもよくなっ…

あおっぽくなった

撮れる写真が青っぽくなった。

動物的なもの

人間の生き物に対する興味というのは並々ならぬものがあるなと思う。その中でも他のヒト個体に対する興味が特に高いのはよく知られているが、それ以外の動物に対しても気をひかれることが多い。だから意匠には良く動物が利用される。 狩猟採集で生計を立てて…

建物、街並み、その他

建物が連なると、同じような形が一定のリズムで並んでいることになる。 そうするとその建物が建っている土地の広さが感じられる。

風景の移植 

引っ越しが終わり、荷解きの作業をしている。思ったより荷物が多く、一度に整理する気にならなかったので、少しずつ毎日やっていく事にした。 「日用品」と書かれた段ボールの中身を出していくと、底にA4大の写真がいくつか入っていた。その中に前の住まいか…

いつのまにか建った家

3月まで住んでいたアパートの向かい側は崖になっていて、 その上には古い住宅が建っていた。 ある日その住宅が取り壊され、空間がぽっかりと空いてしまい、 眺めるたびに違和感があったが、すぐに普通の風景になっていった。 すると今度はそこに新しい住宅が…

散歩の風景

遠いとはなんだろうか。 遠い、という事を考えている。 視野の中心だけ解像し、あとはぼやけることだろうか。

春先の雪

この時期の雪は堪える。降る前日は20℃を超えていたのに、急に気温が下がり雪が積もったりすると、ビックリしてしまう。 バスに乗って移動していると、中学生が大量に乗り込んできた。何だろうかと思うと、確か今日は高校受験なので、それでだろう。なぜか受…

空間/景色

遠い

asa

冬の夕暮れ

冬の昼間は、晴れていても日差しが寒々しくて、あまり好きではない。夕暮れの時間はしみじみ寂しくて好きだ。

町にある物

とりたてて騒ぐほどではないが、気になる物ども。

昔住んでいた所

昔住んでいた所に行った。記憶の中にある街並みと、実際に見た街並みを比べると、全体的に小さく見えた。住んでいた頃と比べると、自分の体が大きくなっているので、そんなもんかな、と思ったが、ちょっと待てよ、とも思った。目線は40cmくらい高くなってい…

冬の農村

冬が近くなると、風景が激変する。木々の枝が目立つようになって、残った緑も心なしか暗い色になる。人間の生活も寒さと日の短さに影響を受け始め、変化していく。 以下実家周辺の風景 大根を収穫した 葉を切り落とし、 チェックしたあと、 輪切りにして、 …

イメージ連続体

SDカードとハードディスクにため込んだ写真 6:11 6:32 7:12 7:14 7:23 7:26 7:32 7:32 7:37 7:40 7:41 7:45 7:76 8:02 8:14 8:14 8:14 8:27 8:28 14:15 14:19 16:39 16:50 21:51 21:55 21:58 21:58 22:15 22:19 12:30 15:22 20:18 21:11 21:16 21:53 21:55 2…

機材のこと

最近デジタルカメラを買った。といっても新製品を新品で買ったというわけではなく、型落ちの新品同様品を中古で買ったのだが。デジタルカメラの性能が安定してきて、中古で買おう、という気にさせる様になったのは感慨深いことだと思う。少し古いデジカメで…

爺さん入院

13日の金曜日の夜19:30頃、夕食の準備のためにスーパーに行く途中、電話がかかってきた。電話に出ると、爺さんが腹膜炎で入院したと言う。すぐ電車に乗り、実家に帰った。 ※ 腹膜炎の原因は数年前に胃を切除したため、消化する力が低下しているところに、消…

細かいところ

普段、ふらふらと散歩しながら風景を見たり、それを写真に撮ったりしている。野原や林や河原なんかにもよく行くし、普通の住宅街もよく歩く。歩いている途中、側溝や草むら、川の中なんかを覗き込むと、意外なものがあって面白い。 たにしの殻がゴロゴロ 草…

感覚のほころび

昨日の夜中24:00頃、自転車に乗っていた。文化の日に自転車で遠出した時にパンクしてしまい、修理キットを持っていなかったのでやむなく放置してきたのを、取りに行ったのだ。夜中に自転車に乗るのはあまり好きではないし、実際に危ない。 これは私が怖がり…

山のある生活

登山がブームになることがある。人々は何を求めて山に登るのだろうか?おそらく、非日常的な自然の景色に圧倒されたり、体を動かすことを欲していたりするからだろう。しかし、私が育った山国で山に登るのは、生活のために必要な人か遊びに行く子供ぐらいで…

断片

私の目の前を通り過ぎていった光景の断片たち 長野市 上田市 長野市 長野市 信濃町周辺 長野市 長野市 安曇野市 上田市 上田市 上田市 上田市 上田市 上田市 上田市 安曇野市 不明 上田市 安曇野市 安曇野市 不明 東御市周辺 上田市 上田市 安曇野市 長野市 …

補足

夏の間に撮影した写真のうち、組みにできるものはまとめて発表してきましたが、まだ印象的なものが手元に幾つかあります。それらは以前の記事からこぼれてしまった、まとまりのない一枚づつの写真です。まとめて記事にしたかったのですが、まとまらない写真…

帰る

乗り換えで降りた柏崎で見た建物 朝早くに新潟駅から電車に乗って、南に下った。一度どこかの駅で降りたかったので、どこがいいかなと考えながら、窓の外を見ていた。いく駅かやり過ごし、米山という駅に着いた。運転士にきっぷを見せて、電車を降りた。 乗…

新潟市

万世橋と信濃川 郡山を後にして、新潟市へ向かった。新潟市は昔から行きたかった場所だ。正確に言うと、信濃川の河口に行きたかったのだ。私が住んでいた場所が信濃川の上流で、よく川に遊びに行ったり写真を撮ったりしていたので、その場所で見た水の最終的…

余生

一部の一眼レフカメラは、ペンタプリズムの部分を取り外すことができる。1950~60年代初頭の、一眼レフカメラがまだ学術用や望遠専用だった頃には、ペンタプリズムを交換して、ウエストレベルファインダーにする事に意味があった。しかし、それ以降では交換す…

郡山の街

郡山についたときは、すでに真っ暗で、立派な駅舎からまっすぐ東に延びる道を延々と歩いて宿に行った。翌日、早起きをして、郡山の住宅街を散歩した。なぜか池が多いのが印象的で、その池の周りに幾つかの公園があった。 通りから一本となりの通りは、結構古…

宇都宮へ

海岸に生えていた植物 ひとしきり海岸線をうろついた後、海浜公園の南端にある「潮騒の湯」という温泉に入った。前日から風呂に入っていなかったので、暖かいお湯がありがたかった。海の近くだからか、お湯がしょっぱかったのを覚えている。 温泉の廊下 戻る…

大洗に行った話

8月の末に、18切符を利用して旅行をした。今まで行ったことのなかった北関東、東北南部、新潟市を回ってきた。一日目は水戸まで行き、その次の日に大洗まで行った。 鹿島臨海鉄道の大洗駅 大洗駅で降りると、駅前は特に何もなかった。そこで、とりあえず駅前…

動物になった気分で

ふらふら散歩をしているとたまに、動物になったような気がしてくる。人間の生活や、街の様子を、草や木の陰から伺うようなかっこうで、物を見ているときがある。まあ、そんなに意識的ではなくても、後から写真を見返すとそんな感じになっていることが多い。 …