いったりきたりの話

ぬるっとした文章と写真を上げます 

川は血管

斜めの構図

写真の生成に関するカメラの独立性 を考えたとき、最も写真らしい構図というのは、水平の構図なのでは、と思っている。なぜなら、画面上で思わぬものが並置されることで、カメラによる画像生成の無機質さが分かりやすくなるからだ。しかし、水平の構図 はの…

近過去

春は良い季節だが、あっという間に過ぎてしまう。現像から上がってきた写真は、時間差を持って過ぎてしまった事を目の前に示してくれるので、しばし春の余韻に浸った。 今回のカメラ

晴日暖風生麦気

写真を趣味にしていると、たまにカメラを譲り受けることがある。しかし、うまい話はないもので、たいてい不具合があるとか、あまり使いやすくないとか、そういう機械が回ってくるものだ。 先ほどPCのデータを何気なく覗いていたら、10枚位の写真が入った…

3月22日17時28分のこと

春になれば冬が懐かしい

「説明を省いてみたらどうですか?」

市街

あさひがおか

山中にて

製品が風景に与える影響について

今日の建物2

住宅の中には、幸福な家族の生活があるのだろうが、それを包んでいる建物があまりにも周囲の風景に対して唐突で、そのギャップが私を混乱させる。

今日の建物

あたらしい家

断裂

人間が生活している土地では、その場所に特有の機能が与えられている。私は、生活していくうえで、そういう役割の分化をまったく自然なこととして扱っている。しかし、それが進行しすぎると、ふと冷静になった瞬間に “風景が断裂している” ということを感じ…

謎の施設

panpanya 「狢」について②

気が付けばpanpanyaの4冊目の単行本、「動物たち」が刊行されてから1年がすぎ、次の単行本「二匹目の金魚」が来年の1月に出るという。「動物たち」については、収録されている「狢」についてだいぶ前に書いたが、書き足りない気がするので、もう一度書きます…

10月22日の写真

最近この5,6年の間にデジカメで撮りためた写真を何とか整理して、ひと塊の作品にならないか、と試行錯誤している。画面のデータとにらめっこして、ああでもないこうでもないと考えていると、ひたすら謎だな、という漠然とした気分になる。仕方ないのでちょ…

曇りの日

景色をすりぬけて②

いつも見ている風景でも、ふいにその同一性が破れて、新しい感慨が生まれる。

景色をすりぬけて

ぞくぞくする感覚があるとすれば、”風景”をすりぬけて何かが現れ出た時に感じられる。

住宅街の断面

切り立った崖のように、住宅街の込み入った構造が露出している。

故郷を失った人々へ

私は写真が好きです。それは、写真を撮る、という事を通じて、撮られた風景との繋がりを感じられる瞬間があるからです。これはとても不思議で、尊い感情だと思っています。なぜなら、私とその外界はとても離れているのに、まったく違う物なのに、その溝を乗…

彼岸前

panpanya 「狢」

先日、岡潔という人が書いた文章をまとめた本を読んでいると、こうあった。 「『価値判断』が古人と明治以降の私たちとで180度違うのである。 一,二例をあげると、古人のものは、 『四季それぞれよい』、 『時雨のよさがよくわかる』である。 これに対応す…

神奈川県の旅①

神奈川県に行った。考えてみると神奈川県には初めて旅行をした。 普段見ないコンビニ 歩いても歩いても住宅街だった。

山が見える

どこにいても山が見える。山が見える、山が見える。

暴力と知恵

ぶらぶらしていると、印象的な風景に出合うことがある。畑や果樹園の中を歩いていると、黒い布がずらずらと掲げられていることがある。気になって調べてみると、どうやら烏除けのようだ。烏が掲げられた黒い布を仲間の死骸と勘違いするため、作物に近づかな…

水がないということはない

降雨量の少ない季節に、地形的な要因で水が染み込みやすいところを流れる川は、地表を流れる水がなくなり、河道が全てむき出しになる。 夏になると、近所の川がその状態になるので、どうかなーと思って見に行ったが、全然そんなことはなかった。

お祭りに行った

日中はとにかく暑い 十年ぶり位に松本ぼんぼんに行った。 自分のすぐ横を、異様にテンションの高い人々が通り過ぎていく奇妙さに圧倒される。見ているだけでも楽しいし、酒が入っているのでなおさらだが、参加しないお祭りはどこかよそよそしく感じられて、…